昨年2020年に男性用モデルが復活したというニュース性があるパシャですが、そのことが影響してか、2020年秋頃からパシャCの値動きが目立っている様子があります。
パシャCの主だった水準は、長い間15万円以下といった価格帯だったといえますが、今となっては10万円台後半というモデルが多数派になっている状況となっています。
復活したパシャは、特に「パシャC」と名乗るわけでも無ければ、「パシャCの後継モデル」とされているわけでもないため、パシャC以外のパシャも値動きしているのではないかと推測できるでしょう。
ということで、今回は、パシャCではないパシャ、としてパシャ42mmを取り上げたいと思います。
このパシャ42mmは、パシャの中でも「高級」を担うモデルなのですが、2005年にパシャ38mmの後継としてデビューしています。
見た目としては、2020年に登場した現行パシャに最も近いと感じるわけですが、なぜかというと「回転ベゼルではない」からだといえます。
パシャはダイバーズウォッチというキャラクターですから、「オリジナル」と呼ばれる38mmなどには「回転ベゼル」が装着されています。
レディースの場合、回転ベゼルが無いモデルが多数派だといえますが、男性用だと回転ベゼルを装着するもののほうが多いといえるでしょう。
そういった意味では、回転ベゼルを持たない男性用は、現行を除くと、パシャCとこのパシャ42mmぐらいしかないわけで、パシャCが値上がりしたならば、この42mmも同じような値動きとなっていても不思議でないといえます。
では実際のところ、この42mmはどういった値動きをしているのかというと、その答えは、なんと「値下がり」であります。
前回お伝えした2019年12月水準が約37万円だったのに対し、現在水準はそれよりも約1.8万円下落しているという状況。また、2018年10月においては、約43万円というボトム価格だったわけですから、2年前水準と比べると、更に値下がりしているということになります。
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カルティエパシャ42mmW31072M7の価格比較
時計名 | 状態 | 2019年12月の安値 | 期間 | 2021年3月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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カルティエ パシャ42mm W31072M7 |
中古 | ¥378,000 | 1年 3ヶ月 |
¥359,999 | -18,001 | 95.24% |