さて、ここで先程から比較している3本の内容を改めて考えてみたいと思います。
となるわけで、内容的にはこの250.1.86が最も「高価」という印象になるでしょう。
また、「レベルソ」や「カレラ」といったシリーズ全体での相場を考慮しても、レベルソが最も高価だといえます。
ですから、このレベルソクラシックは良い要素がありながらも安価で購入可能という状態であるため、検討する価値のある1本だと感じられます。
このK18のレベルソクラシックが安価ということの理由は、おそらくケースサイズが小ぶりであるということだと思います。
本来、このクラシックがレベルソのオリジナルサイズなのですが、今の時代では「かなり小さい」といった感覚になるでしょう。
とはういものの、こういったサイズ感でもパテックフィリップのそれは最近評価されている傾向があるため、レベルソクラシックのサイズ感も、いずれは評価されても不思議ではないと思います。
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