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40万円台前半で購入可能なK18手巻きモデル、レベルソクラシック250.1.86

さて、ここで先程から比較している3本の内容を改めて考えてみたいと思います。

  • CS3140←手巻き クロノグラフ レマニアベース
  • CH35G←クォーツ クロノグラフ ETAベース
  • 250.1.86←手巻き 自社製ムーブメント
  • となるわけで、内容的にはこの250.1.86が最も「高価」という印象になるでしょう。

    また、「レベルソ」や「カレラ」といったシリーズ全体での相場を考慮しても、レベルソが最も高価だといえます。

    ですから、このレベルソクラシックは良い要素がありながらも安価で購入可能という状態であるため、検討する価値のある1本だと感じられます。

    このK18のレベルソクラシックが安価ということの理由は、おそらくケースサイズが小ぶりであるということだと思います。

    本来、このクラシックレベルソのオリジナルサイズなのですが、今の時代では「かなり小さい」といった感覚になるでしょう。

    とはういものの、こういったサイズ感でもパテックフィリップのそれは最近評価されている傾向があるため、レベルソクラシックのサイズ感も、いずれは評価されても不思議ではないと思います。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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