腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」

昔憧れた高い腕時計がポーンと買える時代

  現在相場
1999年ごろの新品価格
CH35S \167,400 \428,000
W31015M7 \116,640 \278,000
AL38A \79,920 \148,000
合計価格 \363,960 \854,000

 
時計が全体的に安い買った2010年頃の相場から3つの時計すべてを合計しても5万8040円の値下がり。

こういうことを知っていればポーンと買うことができるわけです。特に高級品を買うということにビビらずに。

それがもしも2000年頃に新品で買っていたら約43万円の損失となります。

で、今こそこれら3つの時計が安い。

ということは、「値上がり=大幅な利益」を狙わなくても、実質0円でブルガリとカルティエの3つの腕時計を楽しむことができるかもしれないチャンスなのです。

というように、いずれ『売る』ことを前提で買うのと買わないのとでは、同じ“消費”においても文脈がだいぶ違ってきます

つまり、消費行動に投資的な側面を入れると、85万円の損だったのが損失ゼロにすることもできるかもしれません。

2010年との比較でも5万8040円の損失ですから、43万円の損と比べるとだいぶ低減されています

よって、いずれは『売る』という前提で買うということは、かなり『投資』よりな消費行動なのです。

重要なことは『消費』と『投資』の違いです。

ただお金を使うだけの消費者は卒業しよう!

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -