新作発表前に目立って上昇していたデイトナは、この116500LNの他にもそれなりにあったといえますが、それら含めて現在あまりネガティブな反応が無い様子だと感じられます。
ここ数年において、ロレックスはムーブメントの世代変更に伴うモデルチェンジを実施しているため、デイトナもそれに従うならば、「そろそろモデルチェンジの時期」という理屈が成り立ちます。
そのため、まだ発表から5年しか経過していない、この116500LN含めて『新作が出るのではないか』という噂が出たのだと思われますが、現在の市場の動きを見る限り、値動きの理由として「生産終了」という噂は関係なかった模様です。
もちろん、今後もデイトナのモデルチェンジが無いというわけではありません。
116500LNは、いつかはモデルチェンジされるわけですが、今回の新作発表のタイミングで新型に世代交代しなかったということは、普通の考え方をすれば、次の可能性は1年後かそれ以降となるでしょう。
また、2000年のように、イレギュラーな時期にモデルチェンジするという可能性もないわけではありませんが、いずれにしても、そのような可能性があるというだけでは、現在のような値動きにはならないかと思います。
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