その1つがこれです。
安値は2009年の30万円という相場。
総重量が約110gというオールゴールドの時計でありながら、かつては30万円で買うことができたのです。
もしかしたら、クオーツムーブメントとガラスや文字盤やらを差し引いても90g分ぐらいの金の価値があるかもしれません。
そして、現在の18金の買い取り価格は3469円。ということは90g分で約31万円となります。
2009年の相場で買ったならば金の価値だけで購入価格を上回っているということになるのです。
2009年は腕時計が全体的に安い時期でしたが、金相場は決して安くない時代。
なのに、なぜか金無垢の時計でも安く売られていたのです。
60万円台のオールゴールド腕時計といえば、かつてブルガリのスポーツクロノがありました。
スポーツクロノの場合、金の含有量が多くてお得なため当サイトでも何度か取り上げたことがありました。
けれども今となっては値上がりした後、かつて60万円台で買えたスポーツクロノは80万円以上するでしょう。
ということで、金無垢腕時計は安く買えるときに買っておけば、時計自体の価値と金の価値、2つの観点から担保される価値の魅力を得ることができるのです。
|