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2021年6月10日更新

2018年頃から動くようになったオメガの事情、シーマスターアメリカズカップ2533.50

この2533.50は、2019年6月⇒2021年6月の2年間で約2.5万円の上昇という動きを見せたわけですが、こういった「じわじわとした動き」が2018年以降続いていた結果、2017年水準と比べると「随分高くなった」といえるでしょう。

他のオメガもそうですが、2017年頃まで「リーマンショック後の相場とあまり変わらない」という印象だったのが、それと比べて「高くなった」という事例が多くみられるようになったと思います。

実際、この2533.50は、先程もお伝えしたように、2009年10月水準は約13万円、2017年5月水準は約15万円でした。それが今では、約23万円ですから、「明らかに高くなった」といえる状態であるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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