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2年間で約54万円ほどの上昇、カラトラバ5196P-001

なお、このカラトラバ5196P-001の2016年⇒2019年の値動きは、約43万円の上昇でした。

2016年は、2017年以降の時期と比べると“安かった”と感じる腕時計が多い傾向がありますが、そういった時期から2019年までにかけて、約43万円の上昇だったというのは、「そうだろうな」といった感覚があります。

それに対して、2019年から2021年までにかけて約54万円の上昇となったということは、「すごい」という感想になるように思います。

そう感じる大きな理由は、2021年に大きな値上がりとなったからでしょう。

前回、この5196P-001をお伝えしたのが2019年9月だったため、その頃と比べてみましたが、実はこの5196P-001は2021年になってから「ガバッと」高くなったわけです。

そういった意味では、「2021年という年がすごい」という感想になるわけですが、この5196P-001に限らず、意外なモデルが上昇しているという事例が多々のが2021年という年の特徴だといえます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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