ロレックスデイトナの現行ステンレスモデルは116500LNでありますが、その白文字盤は、今年4月の段階で449万円というボトム価格に到達していました。
2021年2月時点の白文字盤水準は約311万円だったのに対し、4月水準は449万円。ですから、その際137万円ほどの上昇となっていたことになります。
今年、2021年といえば、様々なモデルの値動きが目立っていますが、この116500LN白文字盤もまた、4月時点までにおいてそういった動き方をしていたのです。
しかし、116500LN白文字盤のそういった様子は長く続きませんでした。440万円台という様子を見せた4月から1ヶ月後の2021年5月には、そのボトム価格が約361万円という状況になっていたわけで、1ヶ月で84万円もの下落という状況になったのです。
ですから、116500LN白文字盤が400万円台となったのは「束の間」だったわけで、結局すぐに300万円台に舞い戻ったということになります。
ちなみに、『4月に上昇その後下落』という値動きは、この白文字盤デイトナの他にもあったのですが、それに該当するのはEX1、2というように今年生産終了になったモデル。116500LNにも生産終了の噂はあったのですが、それは噂じまいとなり、新作発表後の時点でも特に安値となることはありませんでした。
とはいえ、「生産終了ではなかった」ということがじわじわと効いた結果、1ヶ月というブランクを経て下落したのではないかという見方もできます。
けれども、他の生産終了モデルの動き方を見ると、この116500LNの動き方には「生産終了」という要素はあまり関係ないといえます。実際、EX1、2は4月に上昇し、その後下落したわけですが、9月現在でも“下落したまま”という様子。
それに対してこの116500LN白文字盤は、それなりに回復している状況それなりに回復している状況となっています。
では、どうなっているのかというと、白文字盤の現在ボトム価格は約402万円という状況。しっかり、400万円台に回復しているのです。
ロレックスデイトナ白文字盤116500LNの価格比較
時計名 | 状態 | 2021年5月の安値 | 期間 | 2021年9月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス デイトナ 白文字盤 116500LN |
中古 | ¥3,641,250 | 0年 4ヶ月 |
¥4,028,850 | 387,600 | 110.64% |