なお、この6265には、
などがあり、それぞれ相場が異なります。
ポールニューマンがべらぼうに高いのは有名ですが、それ以外では、スモールデイトナよりもビッグデイトナのほうが高い評価となっている模様です。
そして、ビッグデイトナの黒文字盤という条件での比較では、2017年12月水準よりも安価という状況。ちなみに、スモールデイトナの黒文字盤と比較してしまうと、さらに下落していることになります。
こういったことからも、6265の相場は2017年から大きな変化がないといえるわけですが、その結果、相対的な立ち位置はかつてとは変わっているわけです。
先程例として出した、ノーチラス5711/1A-010は現在1300万円台、デイトナ116506も1300万円台。2017年時点では、この6265よりも安価な価格帯に位置していた両者は、今や6265の倍近い水準にまで上昇しているのです。
そういった意味では、この6265含め、かつて人気だった4桁世代は元気があまりない状況だといえます。
ただ、こういった状況は、筆者からすると、実はチャンスなのでは、というふうにも見えるのです。
今後、こういった4桁世代への評価がどうなるかはわかりませんが、「魅力があって、数が多くない」ということは確かです。
そういった意味では、4桁世代は、今なかなか穴場的な選択肢だと感じます。
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