1997年にデビューしたアクアノートは、『5060A、5060J』という初期世代を経て、1998年から「ミディアム、もしくはラージ」、「ラバーベルト、もしくはブレスレット」、「SS、もしくはYG」という展開となりました。
そして、2007年に第二世代に交代した際も、そういった展開に変わりなく、「ミディアムが“ラージ”」に、「ラージが“エクストララージ”」に、「YGが “RG”」と置換されていました。
ただ、第2世代では、ブレスレットモデルがエクストララージ、つまり5167/1Aにだけ用意されるというラインナップに変更。そうなると、ラージ、つまり5165Aのほうは、キャラクターが強くないという印象となってしまいます。また、その当時、アクアノートは“ブレスレットのほうが人気”という傾向だったため、最も高いのは5167/1A-001だったわけです。
そういったことがあってか、5165A-001は早い段階で生産終了。アクアノートのメンズサイズは5167のみとなりました。
そうなると、5165A-001がレアということになるわけですが、実際2020年からは他のアクアノートよりも高い様子となっており、2020年9月の段階では、5167/1A-001水準を抜いていました。
そんな5165A-001を前回お伝えしたのは、ちょうど1年前の2020年9月だったのですが、その際は438万円という水準でした。
アクアノートといえば、1年前と今とでは随分相場が違う様子となっているモデルが多い傾向がありますが、この5165A-001もその例に漏れず上昇しています。
ではどうなっているのかというと、現在5165A-001は635万円というボトム価格。これは、1年前と比べて197万円の値上がりという状況であります。
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パテックフィリップアクアノート5165A-001の価格比較
時計名 | 状態 | 2020年9月の安値 | 期間 | 2021年9月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ アクアノート 5165A-001 |
中古 | ¥4,380,000 | 1年 0ヶ月 |
¥6,350,000 | 1,970,000 | 144.98% |