お知らせ
斉藤由貴生は、本を執筆中のため、しばらくの間、短い文章でお伝えさせていただきます。新刊は、早ければ2021年12月頃に発売される予定です。
スピードマスターマルイ限定3510.21
リーマン・ショック後の2009年8月において約12万円という水準だったマルイ限定。
当時、約12万円という価格帯で他に何が買えたのかというと、ムーンウォッチの3570.50がそれに該当します。
スピードマスターの価格序列は、基本的に搭載されているムーブメントに決定付けられる傾向で、安い順に『ETA2852、7750、レマニア、フレデリックピゲ』となります。
そして、このマルイ限定には2852が搭載されているわけですから、序列的には最も下。そうはいっても、2009年にムーンウォッチと同水準だったというのは、「限定モデル」ということと、「見た目の格好良さ」が評価されていたのでしょう。
しかし、そんなマルイ限定は、2018年9月の段階で、驚くほど上昇。その時点で約59万円となっていたのですが、当時、ムーンウォッチは「30万円台になったばかり」という状態だったため、「随分な差」となっていたわけです。
そういったことがあったため、マルイ限定には、その後も「伸びる」という期待感があったといえます。
けれども、その後マルイ限定は緩やかに下落。2020年2月には約48万円となっていました。
そして、その後もマルイ限定は、あまり目立った動きがないという状態が長らく続いていたわけですが、ここにきて、「久々に目立った動き」となっているのです。
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オメガスピードマスターマルイ限定3510.21の価格比較
時計名 | 状態 | 2020年2月の安値 | 期間 | 2021年9月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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オメガ スピードマスター マルイ限定 3510.21 |
中古 | ¥484,000 | 1年 7ヶ月 |
¥767,800 | 283,800 | 158.64% |