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60万円台になったが、オイスターパーペチュアル14203

14203長らく動きがない状態から、最近ようやく動くようになった経緯があるものの、それでもエクスプローラーとの差が10万円以上も開いている状態。

2020年1月水準との比較では、17万円もの上昇という値動きを見せているものの、まだ差をつけられているというのは意外だといえます。

そういった意味では、エクスプローラーが今年かなり目立った動きをしたと感じられるわけですが、14203が2021年らしい値動きをしていないという見方もできるでしょう。

実際、デイトジャスト16233との比較をすると、そういった感覚が分かりやすいといえます。

この1420340万円後半といった状態だったとき、デイトジャスト1623330万円台後半だったわけですから、デイトジャストのほうが10万円程度安かったのです。

しかし、今年になると1623360万円台になるという前代未聞の値動きとなっており、その結果、今ではこの14203同じ価格帯という様子です。

そのようなことを考慮すると、やはり14203の値動きが、他のロレックスに比べて弱いといって差し支えないと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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