5桁リファレンスのシードゥエラーには、16660と16600がありますが、いわゆる“5桁世代”に相当するのが16600のほう。16660は、所謂80年代ヴィンテージに相当します。
さて、今回お伝えするのは、5桁世代、つまり16600ですが、このモデルは、2019年頃から「長らく目立って相場が変わらない」という傾向がありました。
2019年3月水準が約79万円だったのに対し、2020年3月は約82万円と、2019年上半期⇒2020年で3万円程度の値動きしかなかったのです。
とはいえ、そんな16600は今、そういった水準からは大きく上昇。
2021年11月現在の中古ボトム価格は、108万円となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年3月 の安値 |
2021年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
シードゥエラー 16600 |
中古 | 1年 8ヶ月 |
¥828,000 | ¥1,080,000 | 252,000 | 130.43% |
この108万円という水準ですが、これは『16600が100万円超え』というインパクトがある一方で、「16610と同じ」という状況でもあります。
従来、シードゥエラーはサブマリーナよりも高値という価格序列があったわけで、16600は16610よりも高いはず。しかし、今の相場ではどちらも同じ水準であるのです。
そのため、16610と16600を迷うという方がいたならば、16600のほうがお得感があるといえるでしょう。