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現在相場考察

100万円超えだが、シードゥエラー16600

2021年10月31日更新
ロレックスのシードゥエラー16600について斉藤由貴生が執筆。本記事では2020年3月の安値と2021年11月の安値を比較し現在相場を考察。この1年8ヶ月での変動は25万2000円の値上がりだった。

シードゥエラー 16600についての考察(2021年11月)

5桁リファレンスのシードゥエラーには、1666016600がありますが、いわゆる“5桁世代”に相当するのが16600のほう。16660は、所謂80年代ヴィンテージに相当します。

さて、今回お伝えするのは、5桁世代、つまり16600ですが、このモデルは、2019年頃から「長らく目立って相場が変わらない」という傾向がありました。

2019年3月水準が約79万円だったのに対し、2020年3月は約82万円と、2019年上半期⇒2020年で3万円程度の値動きしかなかったのです。

とはいえ、そんな16600は今、そういった水準からは大きく上昇。

2021年11月現在の中古ボトム価格は、108万円となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2020年3月
の安値
2021年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
シードゥエラー
16600
中古 1年
8ヶ月
¥828,000 ¥1,080,000 252,000 130.43%

この108万円という水準ですが、これは16600が100万円超え』というインパクトがある一方で、16610と同じ」という状況でもあります。

従来、シードゥエラーはサブマリーナよりも高値という価格序列があったわけで、1660016610よりも高いはず。しかし、今の相場ではどちらも同じ水準であるのです。

そのため、1661016600を迷うという方がいたならば、16600のほうがお得感があるといえるでしょう。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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