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日本限定のパテックフィリップ、カラトラバ3718A(グレー文字盤)

ステンレスのカラトラバといえばコレ!『日本限定』という単語でもピンと来る通り、1989年当時、パテックフィリップ日本代理店が一新時計だった頃パテックフィリップ150周年を記念して作られたカラトラバの特別モデルです。

パテックフィリップ カラトラバ 3718A¥2,475,000〜¥2,808,000(2024年4月18日現在)

しかし、この時計、150周年モデルを見たことある人にとって「何かが違う」と思わせてくれる見た目です。

そう、文字盤がグレーなのです!

通常の150周年モデルといえば白文字盤が思い浮かびます。

しかしこれはグレー。

筆者自身初めて見ました。

調べても全然情報が出てこないグレー文字盤の150周年カラトラバ

標準であったのか、後からメーカーで交換されたのか全くの不明です。

文字盤の色交換ってロレックスでは可能(ラインナップされている色に限る。例:16520の文字盤を金無垢16528シェルダイヤルに交換は不可)なのですが、パテックフィリップはどうなのでしょうか。

なんて思っていたらグレー文字盤の存在を確認

150周年モデルには白文字盤とグレー文字盤の2つが存在しています。

ということで、この希少なグレー文字盤。

とってもかっこいいじゃないですか!

ステートグレーという言葉が似合う絶妙なグレー色は、なんだかモダンな雰囲気

それに加えて、ステンレス製という希少さ

さらには、多くの時計ファンから人気の高い『96』系統。

3796でグレー文字盤ってなんとも異色な組み合わせ。

33mmというサイズは今となっては小ぶりかもしれませんが、腕に非常に馴染むサイズ。

2000年代前半まで、ドレスウォッチといえばこのサイズが主流でしたから、Ref96のように小ぶりすぎるということもありません。

このサテン仕上げのケースがスレートグレーの文字盤に非常に良くあっています。

これ、あまりにもレアすぎて過去相場の確認ができなかったのですが、今の相場でこのレア腕時計が100万円を切っているというのはなかなか良い価格だと思います。

とても玄人好みの1本です。

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