腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」

金無垢のブルガリスポーツモデルAL38Gが302000円!

アルミニウムの金無垢バージョンということで、裏蓋がチタン、竜頭がプラスチック、ベゼルがラバーと金無垢モデルにしては金の使用量が少なめなのですが、金と黒(ラバー)という色合いは、非常にかっこ良く、独特の雰囲気です。

この時計、今とは違ってブルガリの時計がまだまだ人気のあった当時から、中古相場は30万円台前半と金の時計としては比較的安め。

そして、腕時計相場が高い時でも30万円台後半程度というのが基本です。

ただ、相場が高い時は40万円後半ということもありますし、安い時は20万円後半という事例も存在。

そして、全体的に時計相場が高くなっている2014年から今年春ごろまでは、30万円台後半という相場でした。

他のブルガリの中にはリーマンショック時から相場が持ち直さないものも存在しますが、金無垢モデルはどれも相場が上昇傾向。

このAL38Gもその例にもれなかったのですが、なんと今の相場において約30万円というモノを発見!

これ、リーマンショック時並の相場ですよ。

で、時計相場が安くなったのか!?

と思い、他の時計を調べたらそんなことはありません。

で、次に考えられるのは、ボーイズサイズのAL32Gと見間違えたという点。

たまに「安いな」と思うと実はボーイズサイズということ、よくあるのです。(ボーイズサイズとメンズサイズでは相場が異なる場合が多い)

しかしこの時計、AL38Gで間違いありません

では、アルミニウムスクーバによく見られるラバーベルトの劣化が安値の原因か、とおもいきやそんなこともありません。

AL38Gは金無垢モデルということや、相場的にも程度の悪い個体が少なめです。

ということで、単純に、今かなり安くなっているというAL38Gでした。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -