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2016年8月25日更新

竜頭(リューズ)|腕時計の基礎知識

竜頭(りゅうず)とは腕時計の「ネジを巻く」・「時間を調整する」・「日付を調整する」等の設定を行うためのモノである。別名「クラウン」とも呼ばれる。最近ではアップルウォッチが物理的な入力装置にリューズ型のモノを採用し、「デジタルクラウン」と読んでいる。

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基本的に、調整をする際にはリューズを一段階引く設計が多い。

例えば「手巻き、カレンダー機能搭載」の時計の場合、

  • 通常の状態=ネジを巻く
  • 1段階引いた状態=カレンダー調整
  • 2段階引いた状態=時刻調整
  • となる。

    この時刻調整の際、秒針が止まる機能のことを「ハック機能」という。

    秒針が止まると例えば時報を聞きながら12時00分00秒と、ほぼ正確な時刻に調整可能だが、秒針が止まらない場合、“00秒”のところにズレが生じる。

    「ハック機能」は便利であるが、メーカーによってはムーブメントに負荷がかかるという理由で採用しない場合もある。例えばパテックフィリップにはハック機能が備わっていない。

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