ねじ込み式竜頭とは防水機能を高めるために採用されている竜頭の形式である。竜頭とケースの間から水の侵入を防ぐためにネジの構造が採用されている。よって、時刻調整をする場合はネジを緩めてから行う。
ねじ込み式竜頭が採用されるのは自動巻ムーブメントの時計に多い。手巻きの場合、時計を動かすためにはネジを巻く必要があるため、竜頭の使用頻度が高い。よって手巻きムーブメントの腕時計にねじ込み式竜頭を採用すると不便であるため採用事例が少ないと思われる。
また、自動巻ムーブメントの腕時計にも手巻き機能が備わっている。
例えば、「3針、デイト表示」の腕時計の場合、
となる。