昨年といえば、「派手な上昇」があったわけですが、そういった時期でも「お得感」という要素が、スカイドゥエラーのWGモデルにあったのです。
2020年夏以降、デイデイトなどK18ロレックスは目立った上昇となっていたのですが、スカイドゥエラーのWGモデルについては、2021年12月時点でも、2013年3月の新品実勢価格との差が38万円程度。伸び率を見ると特に分かりやすく、2013年⇒2021年で109%と、明らかに他のロレックスよりも低い水準だったわけです。
そんなWGのスカイドゥエラーですが、現在水準を見ると、2021年12月水準が「安すぎた」と言わんばかりの状態となっています。
現在、この326939白文字盤ローマンは638万円となっているのですが、これは2021年12月水準に対して、約209万円の上昇という状態です。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年12月 の安値 |
2022年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
スカイドゥエラー 白文字盤ローマン 326939 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥4,282,930 | ¥6,380,000 | 2,097,070 | 148.96% |
なおこの326939、2022年1月2月に「ガバッと上昇」した後、今にかけて落ち着くといった様子は特にありません。
他の人気モデルの場合、『今年2月水準が最も高く、その後下落した結果、5月水準は今年1月後半並』といった状態をよく見かけますが、このスカイドゥエラー326939については、昨年12月時点で「お得感がある」という状態だったため、「下落」といった様子はないのでしょう。
昨年12月時点の326939水準は、相対的な視点では明らかに安かったため、現在水準は補正されたような状態と捉えることができると思います。