で、このクオーツのクロノグラフが“クロノリフレックス”という永久カレンダー機能を備えたムーブメント。
クオーツムーブメントですから永久カレンダーといっても安価なのは嬉しいのですが、これ電池切れして放っておくとカレンダーの調整が大変になります。というよりメーカーに出さなければ電池交換が出来ないかも、と思われる構造です。
メーカーに電池交換に出すとオーバーホールを勧められて費用が高くつくといったマイナスてもある模様ですが、それでも自動巻よりだいぶ安く買えるのがこのクロノグラフの良さ。
しかもこれ、秒針がありませんからクオーツ特有の1秒毎にステップする動きがありません。
クロノグラフを動かした場合、クロノグラフ秒針がクオーツ特有の動きをするかもしれませんが、それはあくまでクロノグラフを使った時のみ。
クオーツ時計って便利なのですが、なんともあの秒針の動きが所有満足感的にはマイナスなのです。
よって、秒針の動きがないクオーツって、実用性が高くて所有満足感も損ねないので便利。
なおこの高級なタンクアメリカン、2012年の相場とくらべてほぼ変わっていない状態。
タンクアメリカンというと100万円近くするイメージですが、40万円程度で手に入るのは意外です。
ただし、自動巻のモデルはこれより高い相場の時が多い傾向があります。
タンクアメリカンと同じように自動巻の3針とクオーツのクロノグラフがラインナップされているタンクフランセーズのほうは両者の相場に開きがないのに、アメリカンだと違うのです。
ちなみに、タンクアメリカン、トムハンクスも愛用しているとのこと。
定価100万円以上するこの時計、すごく高くて高級といういうイメージがありながらも実際はそれより安く買えるというのが1つの魅力だと思います。
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