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カレラ CS3112
LVMHグループ入りする前のタグホイヤー時代に登場した復刻モデルの「カレラ」は、1996年に限定モデルとしてデビューしたものの、人気が高かったためかその後レギュラーモデル化されたという経緯があります。
そして、2000年には黒文字盤の見た目が変更され、その際サーモンピンク文字盤が追加されています。
この復刻モデル世代のカレラは、1964年版に忠実なクラシカル感が売りでありますが、そこに追加されたサーモンピンクは、当時としては異色な存在だったといえます。
要素だけで考えると、“クラシカル”と“サーモンピンク”は合わないとなるわけですが、筆者としては、その組み合わせが意外と良く見え、好意的に捉えていました。
ただ、いざ「買う」という立場になったら、サーモンピンク文字盤に手を出す勇気はなかったわけで、筆者は銀文字盤を購入。そういった購買行動は、筆者に限らず多かったと思います。
ですから、現在の中古市場において、このサーモンピンク文字盤(CS3113)は、最も希少なカレラとなっており、2年に1度ぐらいの頻度でしか登場しない、激レアなモデルであるわけです。
そんなCS3113でありますが、今年は不思議と2本が市場に登場。近頃といえば、この世代の復刻カレラの相場が上がっているわけですが、CS3113の現在水準はどうなっているかというと、約63万円という様子。
やはり、復刻カレラのSSモデルとしては、最も高い水準となっているわけです。
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タグホイヤーカレラCS3112の価格比較
時計名 | 状態 | 2019年6月の安値 | 期間 | 2022年11月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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タグホイヤー カレラ CS3112 |
中古 | ¥328,000 | 3年 5ヶ月 |
¥630,080 | 302,080 | 192.10% |