現在16622は、昨年7月水準よりも10万円以上の下落状態となっています。
そして、興味深いのは、『ボトム価格は約109万円であるのに対し、2番目に安価個体は約112万円、3番目は118万円で、4番目となると121万円』という点です。
ゆえに、3番目に安価な個体までは、昨年7月水準を下回っているものの、4番目に安価な個体からは昨年7月と同水準かそれ以上、という様子であるわけです。
現在、16622の中古個体は74個以上ありますから、昨年7月水準を下回る個体はかなりな少数派。実際、平均値ベースでは昨年7月水準に対して、値下がり状態ではないのです。
つまり、16622の現在相場は、「分かりづらい状態」といえるわけですが、これこそがまさに、現在相場そのものの特徴であるといえます。
そういった意味で16622は今、約半年ぶりに相場全体を示すかのような状態に戻ったといえます。
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