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大きく下落、カラトラバ5196P-001

現在の約448万円という水準は「どの時期に近いのか」というと、答えるのが難しい側面があります。

2022年において5196P-001は、数ヶ月もの間中古売出しがない状態が続いており、その後出た中古個体から相場が一気に上がったという経緯があります。

5196P-001のような数が少ないモデルが、一旦中古が0になった後ガバッと上昇するということは、そこまで珍しい現象ではないのですが、“一気に上昇してからの下落”という動きだったため、現在水準を「こういう感じ」と表現するのが難しいといえます。

5196P-001は、2021年9月に約362万円だったわけですが、2022年5月には398万円に上昇。そして、同年11月に650万円台に達したわけです。

それに対して現在水準は、約448万円となっているわけで、2022年5月水準の延長線上にいるともいえる反面、2022年11月水準と比べると大幅下落という状態です。

そういった意味では、「急上昇⇒落ち着いた」と表現することもできないわけですし、「急上昇分がなかったことになった」というわけでもないため、「こういう状態」という表現がしづらいといえます。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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