326939は、2021年頃まで「あまり相場が変わらない」という様子があり、実際2013年(新品実勢価格)⇒2021年(中古相場)の伸び率は約109%という状態。2021年12月時点では約428万円で購入可能だったわけです。
それが2022年5月に326939は638万円という水準に到達。他のモデルに対して相対的に安価という状態になっていた326939が630万円台となったのは「補正されたかのような動き」といえました。
そんな326939ですが、それから1年後、つまり現在水準はどうなっているかというと、約527万円。1年前に対して110万円ほどの値下がり状態だといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年5月 の安値 |
2023年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
スカイドゥエラー 白文字盤 ローマン 326939 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥6,380,000 | ¥5,277,800 | -1,102,200 | 82.72% |
現在水準は、2021年12月より100万円程度“高く”、2022年5月よりは110万円程度“安い”といった感じであります。
そのため326939の現状は「安い」のか「高い」のか分かりづらいといえます。
ただ、他のモデルの現在水準と比べると、326939は安いようにも感じます。
例えば、同世代K18スポーツモデルの価格帯は現在480万円台といったところ。サブマリーナの116619LBは約479万円という状態です。
それに対してこの326939は約527万円。サブマリーナのWGにプラス47万円で、年次カレンダーというコンプリケーション機能が備わったロレックスが手に入るというのは、なんとなくお得感があるように感じます。
ちなみに、2019年1月において326939は約380万円、116619LBは298万円。その時点では、両者の相場差は約82万円だったわけです。