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現在相場考察

現在の様子、スカイドゥエラー326939白文字盤ローマン

2023年5月11日更新
ロレックスのスカイドゥエラー326939について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年5月の安値と2023年5月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は110万2200円の値下がりだった。

スカイドゥエラー 白文字盤 ローマン 326939についての考察(2023年5月)

326939は、2021年頃まで「あまり相場が変わらない」という様子があり、実際2013年(新品実勢価格)⇒2021年(中古相場)の伸び率は約109%という状態。2021年12月時点では約428万円で購入可能だったわけです。

それが2022年5月に326939638万円という水準に到達。他のモデルに対して相対的に安価という状態になっていた326939630万円台となったのは「補正されたかのような動き」といえました。

そんな326939ですが、それから1年後、つまり現在水準はどうなっているかというと、約527万円。1年前に対して110万円ほどの値下がり状態だといえます。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年5月
の安値
2023年5月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
スカイドゥエラー
白文字盤
ローマン
326939
中古 1年
0ヶ月
¥6,380,000 ¥5,277,800 -1,102,200 82.72%

現在水準は、2021年12月より100万円程度“高く”、2022年5月よりは110万円程度“安い”といった感じであります。

そのため326939の現状は「安い」のか「高い」のか分かりづらいといえます。

ただ、他のモデルの現在水準と比べると、326939は安いようにも感じます。

例えば、同世代K18スポーツモデルの価格帯は現在480万円台といったところ。サブマリーナの116619LB約479万円という状態です。

それに対してこの326939約527万円。サブマリーナのWGにプラス47万円で、年次カレンダーというコンプリケーション機能が備わったロレックスが手に入るというのは、なんとなくお得感があるように感じます。

ちなみに、2019年1月において326939約380万円116619LB298万円。その時点では、両者の相場差は約82万円だったわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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