5桁リファレンス時代のエアキングは、34mmと小ぶりかつ重量も軽いため、普段使いの時計として毎日つけるのにうってつけの1本。
34mmって腕の収まりがかなりよく、それでいて汗も水も気にならないステンレスブレスレットで、しかも軽いときたら、ものすごく重宝する腕時計であるのは間違いないでしょう。
こんなに“使える”腕時計を2012年に買って約4年間ばっちり使って約8万円も値上がりしてくれるなんて、まさに最高といえるでしょう。
そしてエアキングでも、この14000Mは比較的新しめのお買い得時計と言えるでしょう。というのも、14000Mが登場したのは2001年と腕時計の世界では比較的最近。
特にロレックスの場合、90年代中盤に発光塗料やバックルの仕様変更があり、それらの仕様違いを境目に“近代的であるか否か”が決定するという印象があります。ただ、このエアキングの場合、どの年式でもシングルロックのバックルかつ、発光塗料がないので、そういう差が付きづらいのですが、それでも2000年代製造モデルというとなんだか“新しめ”という印象だということに違いはありません。
よって、エアキングが安かった2012年当時でも14000は10万円台前半なのに対して14000Mは10万円台後半と若干高めだったのです。
しかし、値上がり額はどちらも似たような感じ。
よって、近代的な14000Mをちょっと高くても買ったほうがお得感があったかもしれませんが、純粋な値上がり額としてはより安いほうを買っていたほうが正解でした。
ただ、近代的なロレックスを10万円台、すなわちオメガ感覚で買えたというのは満足度含め総合的には良い買い物だったと思います。実際、どちらを買っても値上がりしたので“正解”といっても良いでしょう。
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