90年代頃まで、「ロレックスといえばこれ」という印象だったのが、このデイトジャスト16233のシャンパン文字盤。あまりにも代表的なモデルすぎて、「レア」という要素とは真逆の存在だといえます。
そのため、これまで中古相場は「動かない」というのが“当たり前”で、実際2020年頃までは「アベノミクス」や「リーマンショック」といった大きな出来事がないと動かない傾向があったといえます。
16233シャンパン文字盤は、2018年頃まで長らく30万円台後半といった水準が続いていたのですが、2019年になるとやや変化が発生。その時点で約42万円となっていました。
そんな16233でありますが、2021年からは様子が一変します。
2021年2月にシャンパン文字盤は51万円となったかと思いきや、8月になると約63万円にまで到達。
それまで、大きく変わらないという状態が続いていた16233ですが、2021年においては、40万円台から50万円台⇒60万円台という変化を遂げたのです。
そんな16233シャンパン文字盤でありますが、2024年の今、その相場はどうなっているかというと、さらに値上がりしている状態が見られます。
現在水準は約72万円となっており、ついに70万円台という価格帯にまで達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年8月 の安値 |
2024年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
デイトジャスト シャンパン文字盤 16233 |
中古 | 2年 5ヶ月 |
¥632,000 | ¥726,000 | 94,000 | 114.87% |
16233は、2021年に60万円台となった後、しばらく停滞気味といった様子となっていましたが、このところ勢いがある状況となっています。
それは、同世代の16234も同様。そちらも現在、70万円近い相場となっている様子があります。
近頃といえば、値下がり傾向といった印象がありますが、5桁世代のデイトジャストについては勢いがある状況が見られます。