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ロレックスGMTマスター16753茶金ベゼル、かつてより40万円以上値上がりの80年代ヴィンテージ

近代的なアンティークという80年代の短命スポロレの数々。その中でも絶妙なポジションに位置するのがこの16753というGMTマスターのコンビモデルです。

このモデルのステンレス版は16750に相当し、同じ年代の他のモデルと同様に“フチあり”仕様と“フチなし”仕様が存在します。

この“フチ”というのはアップライドのことなのですが、これがコンビや金無垢モデルにとっては非常に重要。というのも、この年式以前において“フチ”という存在はコンビか金無垢の豪華モデルにのみ採用される豪華な象徴的存在だったのです。

その時代の“フチ”こそ通称「フジツボダイヤル」とよばれる存在。これは“フチなし”時代のモノなので、装備されるモデルも16570の前期か4桁リファレンス時代のモデルです。

ちなみに4桁リファレンスのモデルはすべてがフジツボ仕様なのですが、当時のリファレンスが今となっては混乱を招く仕様です。それは、ステンレスのリファレンスに『/3』が付けばコンビ、『/8』が付けば金無垢というルール。

すなわち、16753より1世代前のモデルのリファレンスは1675/3であり、そこから『/』を抜いたのがこの個体。検索しても見つけづらい上に、どちらなのか間違いやすいのが難点です。

ロレックス GMTマスター 16753¥1,598,000〜¥2,394,000(2024年4月20日現在)
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ロレックスGMTマスター茶金ベゼル16753の価格比較

時計名 状態 2011年4月の安値(ヤフオク) 期間 2016年11月の安値(楽天) 変動した額 残存価額
ロレックス
GMTマスター
茶金ベゼル
16753
中古 ¥380,000 5年
7ヶ月
¥814,000 434,000 214.21%
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