非・スポーツ系ロレックスにおいて、最初に「入手困難」となったのが、114300のダークロジウム文字盤だといえます。
2024年現在、入手困難なロレックスは多々ある状態でありますが、数年前まで「定価で入手困難」というモデルは「すなわちスポーツ系」というのが常識だったといえます。
そういった中、114300のダークロジウムは、非・スポーツ系、なおかつエントリーモデルというキャラクターにも関わらず入手困難となったわけですから、歴史を変えた1本という側面があるといえるでしょう。
しかし、そんな114300ダークロジウム文字盤は、このところ「相場が変わらない」という状態が続いています。
前回このダークロジウム文字盤をお伝えしたのはちょうど1年前ですが、その際は約103万円。
それに対して現在水準はどうなっているかというと、約99万円であるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年8月 の安値 |
2024年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
ロレックス
オイスターパーペチュアル ダークロジウム文字盤 114300 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥1,039,800 | ¥999,800 | -40,000 | 96.15% |
1年前に対して、114300ダークロジウム文字盤は4万円の値下がりといった状態でありますが、1年前時点でも今回とほぼ同じような動きが見られました。
2023年8月において、114300は「1年前とほぼ変化なし」と表現できたのですが、その際は1年で約2.9万円の下落。
ですから、114300ダークロジウム文字盤は、2022年8月⇒2023年8月⇒2024年8月といった期間で「大きく変わらない」といった状態が続いているのです。