この時計、時計本体の部分はクオーツで、クロノグラフ機構が機械式という珍しい存在。
通常、クオーツの時計というと時計ファンから不人気な傾向がありますが、この時計はこの独特の機構ゆえ、「面白い」と感じさせてくれるのではないでしょうか。
スモールセコンドはクオーツ的な動きをするのに対して、クロノグラフ秒針は機械式時計そのもの。(動画は黒文字盤)
本体はクオーツで動くためネジを巻く手間もありませんし狂いも少ないため非常に便利。それでいて、機械式クロノグラフというメカ部分を備えているため、所有満足感を満たすという優れものです。
しかもこれ、JLC631というムーブメントなのですが、名前の通りジャガールクルト製。
ジャガールクルトといえば、パテックフィリップに匹敵する腕時計を造るマニュファクチュールとして、最近レベルソなど値上がり傾向な存在です。
そのジャガールクルト製ムーブメントを搭載し、メカクオーツという希少機構を採用し、なおかつ便利なIWCが、なんと2010年と比較して若干の値下がり傾向という状況です。
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IWCGSTクロノメカニカルクオーツ白文字盤IW372703の価格比較
時計名 | 状態 | 2010年10月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2016年12月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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IWC GSTクロノ メカニカルクオーツ 白文字盤 IW372703 |
中古 | ¥195,000 | 6年 2ヶ月 |
¥181,000 | -14,000 | 92.82% |