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2017年1月6日更新

パテックフィリップ5085/1A、かつてはこれ唯一だったステンレスのコンプリケーション

2008年のリーマンショック前は、2016年と時計相場が近く、2004年頃と比べてどの時計も値上がり状態だったのです。

しかし、リーマンショックを境にロレックスが値下がり。

それに影響されて値下がりした時計が多々ありました。

もしも5085/1Aを2008年に買って2010年頃に安くなってしまったため「これ以上安くならないうちに売っておこう」なんて考えて売ってしまったのであれば、非常にもったいない話です。

むしろ安くなった時こそ買い時であり、値上がりするチャンスがあるのです。

そして、この5085/1Aはきちんと相場を盛り返し、今では2008年の相場よりも若干高くなっています

特に最近は、数が減ってきており、見かけることも少なくなった5085/1A

珍しいステンレスのプチコンモデルという強いインパクトがあるだけに、今後もどうなるか楽しみな時計です。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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