去年の2月に回復傾向となったものの、10月に下落し、「2021年4月以降としての最安値」を記録してしまったロイヤルオークのエクストラシン。
この15202ST.OO.1240ST.01は、2023年4月に1000万円割れとなってから、一度も1000万円以上という状態に戻っていません。
2024年2月には970万円台にまで回復したものの、「もう少しで1000万円」というところで下落に転じてしまったわけです。
また、このところの初代系譜のロイヤルオークは、まさに“本物の初代”である5402STがこの15202STよりも安価となっているなど、全体的に元気がないといえる様子があるように感じます。
そんな15202ST.OO.1240ST.01ですが、現在の様子は上昇傾向となっており、現在水準は988万円といった状態。
再び1000万円まであと少しといった様子を見せているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年12月 の安値 |
2025年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥9,043,400 | ¥9,880,000 | 836,600 | 109.25% |
この15202ST.OO.1240ST.01は、2020年11月に530万円台に達した後、2021年4月に1000万円以上となった経緯があります。
2021年といえば、2月にノーチラス5711/1Aが1000万円以上となりましたが、この15202エクストラシンも4月に1000万円超えとなったわけです。
ただ、5711/1Aは2021年2月時点で1400万円台に到達。
その一方で、15202ST.OO.1240ST.01の2021年4月水準は1080万円といったところでした。
そういった意味で、1000万円以上といっても、5711/1Aとエクストラシンとでは価格帯が異なります。
また、現時点における5711/1A-010水準は1680万円であるため、2021年春水準を上回っている様子。
それに対して、この15202ST.OO.1240ST.01の現在水準は988万円と、2021年4月水準の1080万円を下回っています。
一時は900万円割れとなっていた15202ST.OO.1240ST.01が980万円台にまで回復しているわけですが、依然として2021年4月水準よりも安価といった状態であります。