6桁時代のコンビサブマリーナとして2009年に登場した116613LN。
前モデルである16613との大きな違いはセラミックベゼルとなったことであり、その結果ベゼルディスクの交換は不可能となりリファレンスの末尾に黒ベゼルであることを示す「LN」が加わりました。
コンビのサブマリーナといえば青文字盤の「青サブ」が有名ですが、5桁リファレンス時代までコンビの黒サブを青サブ化することは可能でした。
交換可能と言っても、文字盤とベゼルディスクをセットで交換しなくてはならないため、その費用はそれなりに高価です。
5桁時代のGMTマスターの場合、同じ黒文字盤でも3種類のベゼルディスクがラインナップされていたため、1万円程度で交換可能なベゼルディスクを違う色にして楽しむということが可能ですが、サブマリーナの場合、2色同時に楽しみたければ2本買うという選択になったことでしょう。
前途の通り、コンビのサブマリーナといえば「青サブ」の知名度が圧倒的であり、黒ベゼルのモデルはそれに隠れる存在という印象があります。
とはいえ、コンビの黒サブだって人気のある時計。
コンビ=青サブというイメージある中「実は黒色のコンビもあったのか」というのが、逆に意外性を感じさせツボな存在という認識になるのです。
しかし意外に人気があるとはいえ、圧倒的な知名度がある青サブと比べると人気度は低いというのがこのコンビ黒サブ。
5桁時代のコンビ黒サブは、リーマンショック後の相場において30万円を切ったこともありました。その頃、青サブも常識を覆すかたちで安くなったのですが、流石に30万円を切るということはありませんでした。
では6桁のコンビにおいて、116613LBと116613LNではどのような違いがあるのかというと、実は相場差がほぼ無いという状況なのです。
ロレックスサブマリーナ116613LNの価格比較
時計名 | 状態 | 2010年11月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2016年12月の安値(ヤフオク) | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス サブマリーナ 116613LN |
中古 | ¥609,000 | 6年 1ヶ月 |
¥970,371 | 361,371 | 159.34% |