腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

下落した結果RG水準を下回る、ヨットマスター226659

2025年6月15日更新
ロレックスのヨットマスター226659について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年8月の安値と2025年6月の安値を比較し現在相場を考察。この1年10ヶ月での変動は32万5000円の値下がりだった。

ヨットマスター 226659についての考察(2025年6月)

2023年8月時点で、2022年春水準に対して「10万円程度の差」といった状態を見せていたヨットマスター226659は、「高い相場を維持している」といえる状態でした。

これは、2019年に登場したWGのラバーベルトモデルで、デビュー以来「RGよりも高値」となっていた経緯があります。

近頃のK18相場は、安い順に「WG⇒YG⇒RG」といった様子がありますが、ラバーベルトのヨットマスターの場合、RGよりもWGのほうが高かったわけです。

しかし今、そんなWGの226659は下落している様子。

2023年8月時点で438万円だったのが、現在では約405万円となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります
ロレックス ヨットマスター42 ウォッチ 226659 箱 保証書 K18WG/ラバー メンズ時計 ブラック 仕上げ済 美品 中

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年8月
の安値
2025年6月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
226659
中古 1年
10ヶ月
¥4,380,000 ¥4,055,000 -325,000 92.58%

この1年10ヶ月で226659は約32万円の値下がりとなったわけですが、その結果RGよりも安価といった価格帯へと変化したといえます。

現在、同世代のRGモデルである126655は、約415万円がボトム価格である一方、こちらの226659は約405万円。

若干ですが、WGのほうが安価となっています。

なお、2023年8月時点ではWGが438万円だった一方で、RG(126655)は約423万円でした。

2023年8月水準と比較すると、現在はWG、RGどちらも値下がりとなっているわけですが、よりWGのほうが値下がりが強いため、RG水準を下回るといった様子になっています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。