ジェラルドジェンタのデザインを維持している最後のブルガリブルガリが2000年代前半までに作られた33mmのモデルです。
その頃のブルガリブルガリの特徴は、基本的にシンプルだということ。
当時はクロノグラフもなく、基本的に3針か2針というシンプルなモデルでした。
そのブルガリブルガリにおいて、もっともシンプルで無かったのがこの自動巻GMTモデル。
とはいえこのモデル、当時のブルガリブルガリとしては若干ごちゃごちゃしているデザインですが、GMT機能を備える時計としてはかなりシンプルな方だと思います。
GMTモデルでもこれだけシンプルに見せたかったという点からも、当時いかにブルガリがシンプルさにこだわっていたかが分かります。
ブルガリブルガリにはブレスレット仕様があり、今もっとも流通量が多いのもブレスレットの個体でしょう。
しかし、当時のブルガリブルガリに於いてブレスレット仕様は3針自動巻モデルにしか設定されておらず、その他のモデルでは革ベルトのみのラインナップとなっていました。
一方、ケースの素材はステンレス、コンビ、イエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナと多様なラインナップが存在。
このGMTモデルはステンレスとイエローゴールドモデルの2種類がありました。
GMTモデルは希少種かつちょっと豪華なブルガリブルガリというイメージが強いためか、3針自動巻のブレスレットモデルよりも相場が高め。
しかし、相場が高めなのはステンレスモデルで、本来それよりだいぶ豪華な金無垢モデルはステンレスと同じような相場なのです。
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ブルガリブルガリブルガリGMTBB33GLの価格比較
時計名 | 状態 | 2012年7月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2017年2月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ブルガリ ブルガリブルガリ GMT BB33GL |
中古 | ¥239,400 | 4年 7ヶ月 |
¥218,400 | -21,000 | 91.23% |