シーマスターといえばオメガのダイバーズウォッチですが、かつて20万円以下で販売されていた頃の印象が強いモデルです。
当時の主なラインナップは300mと120m。ヘリウムバブルを備え、本格的なダイバーズウォッチという見た目の300mに対してドレッシーな120m。
どちらも機械はETAを搭載していたのですが、価格と内容が見合っているため、とても人気だったモデルです。
2000年代前半までオメガは他社製の機械のみのラインナップという印象があり、今でもオメガに対してマニュファクチュールであることを期待している人は多くない印象です。
しかし、99年よりオメガは「コーアクシャル脱進機」を売りにしたモデルを展開。
2001年には、シーマスターにもコーアクシャルモデルを投入します。
その際登場したのは、「アクアテラ」という名がつくモデルで、それまでのシーマスターとは一線を画するモデルです。
それから今にかけて、オメガはよりムーブメント開発により力を注入。
そして、ついに2013年には全く新しいアプローチの耐磁モデルを登場させました。
それがこの15000ガウスにまで耐えられるモデルであり、ロレックスのミルガウスの15倍強い磁気にまで耐えられるというトンデモナイ性能です。
従来の耐磁時計はインナーケースでムーブメントを保護するという方法が取られたのに対し、オメガのアプローチはムーブメントを構成する素材を磁気に強いモノにするという発想。
結果、ミルガウスの15倍磁気に強いのにも関わらず、裏スケを実現しているのです。
ということでこのモデルは出た当時も今も、かつてのシーマスターでは考えられないぐらい高い相場を維持。
この蜂の毒針のような秒針のデザインが特別さを感じさせ、見た目も魅力的なモデルだと思います。
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オメガシーマスターアクアテラ15000ガウス231.10.42.21.01.002の価格比較
時計名 | 状態 | 2016年2月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2017年2月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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オメガ シーマスター アクアテラ 15000ガウス 231.10.42.21.01.002 |
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