GMTマスターといえば、かつてスポロレの中で最も実勢価格が安く不人気な存在でした。
正確にいうと2000年頃においてスポロレというくくりでは下から2番目に位置したGMTマスター16710。
その際、最も安かったのは“ノンクロノメーター”で廉価版という役割を担っていたサブマリーナノンデイト14060です。
2000年というと、エクスプローラ14270が定価を上回るプレミア価格。
また、同じく2000年にデイトナが116520にモデルチェンジした際、前モデル16520の最終品番であるP番が話題となりました。
その頃、誰もがGMTマスターシリーズは不人気モデルだと思っており、注目されることはありませんでした。
しかし、2007年にGMTマスター2がモデルチェンジされ、116710LNとなった際、旧モデルである16710が高値となり始めたのです。
そして、その最終品番であるM番こそ最も高い16710。
このM番、見た目において他の年式と大きな違いを見つけることはできません。
しかし、M番というだけで2012年の相場においても70万円以上という水準なのです。
※この記事には広告が含まれる場合があります
ロレックスGMTマスター2M番16710の価格比較
時計名 | 状態 | 2012年12月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2017年2月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス GMTマスター2 M番 16710 |
中古 | ¥714,000 | 4年 2ヶ月 |
¥1,888,000 | 1,174,000 | 264.43% |