憧れのモデルとはいっても、実は最近は値下がり傾向なデイデイト118206。
もちろん、最も安かった2010年の約200万円という価格から比べると、今でも値上がり状態に変わりはありません。
しかしこの時計、2015年9月には今より40万円近くも高い、300万円を超える額で取引されており、もっと値上がり状態だったのです。
ロレックスの多くのモデルは2014年や2015年に、それ以前と比べて“かなり高くなった”という印象がありましたが、今ではそこから更に値上がり状態なモデルも多々あります。
一方パテックフィリップのアクアノートは2014年に最も高値になった後、今にかけて値下がり状態。
このアイスブルーの場合、ロレックスよりもアクアノートに近い値動きをした、といって良いでしょう。
かつて、アイスブルー文字盤といえばこの118206しかありませんでしたが、今となっては、大注目のデイトナ116506やデイデイト2、そしてチェリーニにも存在します。
よって、アイスブルーという選択肢は増えたため、300万円以上という領域に手を出す場合、デイトナなど他のモデルが魅力的に映るのかもしれません。
とはいえ、この36mmのデイデイトとアイスブルーの上品さは非常に美しく、他のモデルにも負けない魅力があると思います。
そして、驚くべきは今の270万円というアイスブルー118206の価格、なんとステンレスのノーチラスより安いのです。
|