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グレー文字盤という特別な存在、ヨットマスター16623

現在のラインナップにおいて、ヨットマスターという存在は曖昧なポジションとなってしまっています。

超高級というポジションはヨットマスター2に奪われてしまっていますし、ヨットマスター自体に金無垢モデルがなくなってしまっているのが曖昧さを助長。

しかし、スポーツロレックスのモデルチェンジが本格的に始まった2007年までヨットマスターといえば、最も豪華なスポーツロレックスという存在でした。

そもそも、99年にロレジウムが登場するまで、メンズサイズのヨットマスターは金無垢のみというラインナップ。

そして、ステンレスブレスレットを装着したロレジウムが出た後でも、デイトナとともに最高級であることを感じさせる分かりやすい差が存在したのです。

デイトナヨットマスターにはステンレスモデルでも中央が鏡面仕上げのブレレスレットが装備。

今では中央が鏡面仕上げのブレスレットはGMTマスターミルガウスでも採用されているため、特に珍しいものでもありませんが、2007年まではデイトナ11652016520)とヨットマスター16622にしか採用されていなかったのです。

そのため、ヨットマスターデイトナは明らかに他のモデルとは異なる豪華さを演出していたのです。

また、シェル文字盤が用意されているのもデイトナヨットマスターのみ。

そして、その差は通常文字盤における色の選択肢にも示されており、グレー文字盤が選択可能というのもデイトナヨットマスターの特権なのです。

スポーツロレックスにおけるグレー文字盤はコンビ以上に設定される色ですが、サブマリーナとGMTマスターの場合、ダイヤがついた豪華使用の16613SG」や「16713RG」などにしか設定がない色なのです。

つまり、GMTマスターとサブマリーナの場合、通常文字盤のコンビだとグレー文字盤が選択することができなく、コンビより1つグレードが上のダイヤ付きモデルを選んで初めて選択できる色であるわけです。

一方デイトナヨットマスターの場合、通常の文字盤でも選択肢の1つとしてサラッとラインナップされています。

ですから、グレー文字盤という存在こそ、ヨットマスターが豪華モデルであるという象徴的存在であるわけです。

ロレックス ヨットマスター 16623¥1,513,480〜¥2,238,000(2024年4月17日現在)
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ロレックスヨットマスターグレー文字盤16623の価格比較

時計名 状態 2009年6月の安値(ヤフオク) 期間 2017年5月の安値(楽天) 変動した額 残存価額
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ヨットマスター
グレー文字盤
16623
中古 ¥549,999 7年
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