カサブランカの今の相場は、フランクミュラーが流行り始めた時期に同じく流行ったパネライよりもかなり安い水準です。
とはいえ、今の相場でブレスレットモデルが30万円を切るというのは、あまり見ることが無くこの個体は安めという判断もできます。
もともとの新品実勢価格が高いということやその高級というイメージもあり、長らく30万円以下で売られるのは革ベルトモデルという印象がありました。
しかし、2852のピンク文字盤に関しては、既に2009年の段階から30万円を切っていたのです。
かつて、ステンレススポーツロレックスよりもパネライよりも高かったカサブランカをエアキング並の価格で買うことができる、というのは本当の意味でカジュアルに楽しめるようになったことを意味しているでしょう。
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