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茶金ベゼルという魅力ある配色、ロレックス『GMTマスター2』16713

最近、海外のコレクターがアップするインスタグラムの写真を見ていると、この茶金ベゼルのGMTマスター2のコレクション率が高いように思います。

もしかしたら、このモデルにそろそろ大きな注目が集まる頃なのかもしれません。

なおこの16713、ステンレスと同じく1995年のW番よりダブルロック仕様となっており、スクラブ部分もコンビ仕様へとマイナーチェンジされました。

その後期モデルはシングルロックの前期モデルより高い傾向で、30万円台前半で前期モデルが売っている時期でも40万円以上という相場でした。

前期モデルの16713は特に人気がないと思われていましたが、それでも最近は80万円前後という相場というように決して“弱い”モデルではないのです。

現在、GMTマスター2のコンビモデルやイエローゴールドモデルには色付きベゼルの存在が無い状況です。

6桁モデルとなってから今年で10年ですし、ステンレスの色付きベゼル116710BLNRが出てからも3年経ちます。

そろそろ茶金ベゼルが復活しても良い頃だと思いますが、待ち望むファンもいるのではないかと考えます。

もしも茶金ベゼルが6桁リファレンスで復活した際、かつての青赤ベゼルのように5桁時代の茶金ベゼルにも目が向けられそうであり、その際どれほど相場が影響を受けるか、という点もかなり興味深いところです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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