ステンレスのノーチラスには、
- 青文字盤(バーインデックス・エンボス加工)
- 白文字盤(バーインデックス・エンボス加工)
- 黒文字盤(ローマンインデックス・マット)
と3つの文字盤がありますが、黒文字盤だけ
- エンボス加工でない
- リーフ針仕様
- ローマンインデックス
と特殊な点が存在。
そして作られたのは1997年頃から2005年頃までの約8年間であり、ノーチラスとしては短い部類に入ります。
まして、この黒文字盤は3800/1Aにしか存在しない仕様であり、本来希少なモデルなのです。
ただ、ノーチラスといえば青文字盤というイメージがあり、実際ノーチラスの形にエンボス加工の青文字盤はよく合っています。
青文字盤の雰囲気は、ロレックスでいうところのオニキス文字盤と同じような独特の雰囲気があり、その珍味的な良さが人気の理由だと感じます。
一方この黒文字盤は、どことなくスポーツロレックス的であり、珍味という感じではありません。
そのため、現在青文字盤のほうが人気というのも理解できます。
とはいえ、コレクターの目線に立ってみると、5711/1A(もしくは/1P)や5800/1Aで青文字盤を持つことができるため、3800/1Aにおいてはこのモデルでしか存在しない黒文字盤を選択すると思うのです。
よって、ノーチラスとしては安い水準で買うことができるこの黒文字盤、青文字盤の影に隠れて目立たない印象ですが、注目するに値すると感じます。
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