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短期で10万円以上値上がり、ロレックス『ヨットマスター2』116680

2017年のバーゼルにて116680は、針の形状が「ベンツ針」になるというマイナーチェンジを受けましたが、それが相場に与えた影響はまだ少ないでしょう。

2016年夏頃から2017年春頃という短期間の間に10万円以上の値上がりとなったロレックスはこのモデルの他にも多々あります。

とはいえ、値上がりしなかったモデルもあり、例えばエクスプローラがそうであるように、人気のあるスポロレでも全てが値上がりしたというわけではありません。

値上がりしたモデルは、グリーンサブやシードゥエラーのDブルーダイヤルなどであり、強い個性があるモデルが短期での値上がりとなったという傾向があります。

またステンレスのデイトナについては、短期で50万円近い値上がり。そのため、ヨットマスター2の116680より、16520のほうが遥かに高くなりました。

すると、デイトナよりも安い116680の現在価格は相対的に見合っていると感じるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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