このデビルのジャンピングアワーには、
- サーモンピンク文字盤
- 白文字盤
が用意されているのですが、その色展開はまさに雲上ブランドといった感じ。
ただ、雲上であればサーモンピンクはWG、白文字盤がYGとなりそうなところ、このオメガはサーモンピンクはSS、白文字盤はYGへの設定となっています。
ステンレス、金無垢ともに革ベルト仕様とブレスレット仕様が存在。
最も高いのはブレスレット+金無垢という組み合わせですが、69万8000円で1本売りに出されていたものは先日売れてしまいました。
このジャンピングアワーのオメガですが、目立たない反面、その濃い内容であるために、一定のファンがいる模様です。
海外では2000本限定という噂がありますが、その真相は不明。
デビューした時期は90年代後半で、1999年には定価が約30万円という水準でした。
生産終了となった時期は不明ですが、おおよそ90年代後半から2000年代前半という期間に生産された模様です。
その頃のオメガは、高い時計でも実勢価格が20万円台ぐらいが一般的。
高いモデルもあることにはあったのですが、それらは金無垢モデルかつ、あまり流通しないという事情もあるため、あまりオメガに対して高級という印象が無かった時代です。
そして、オメガ自体も高級モデルという展開は、その時期まだ実験段階であったため、本来高級モデルに位置づけても良さそうなこのジャンピングアワーを“通常モデル”という価格帯で出したのでしょう。
その結果、本来高くなりそうな内容であるこのジャンピングアワーは、2011年と比べて値上がり傾向とはいえ、まだ10万円台前半という額で買うことができるのです。
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