元祖、雲上スポーツモデルであるロイヤルオークは、スポーツモデルにプチコンを採用するという点でも先行者な存在です。
今では、ライバルであるパテックフィリップのノーチラスにプチコンモデルがあるというのは当たり前ですが、ノーチラスのプチコンモデルが登場したのは2005年のこと。
また、ヴァシュロンコンスタンタンのオーバーシーズには2代目モデルから左右非対称デザインのデュアルタイムが存在しますが、それが出たのは2006年頃。また、初代から存在するクロノグラフが出たのは1998年です。
一方、ロイヤルオークに複雑モデルが登場したのは1981年のこと。
その際デビューしたのは永久カレンダーというグランドコンプリケーションに相当する複雑モデルで、その後、このデイデイトのようなプチコンに相当するモデルを展開しました。
デイデイトといえば、ロレックスの印象ですが、ロイヤルオークのデイデイトはその見た目とは異なり、クロノグラフのようにインダイヤルがあるデザイン。
インダイヤルでカレンダーを示す時計は、かつてネットや海外で売られていた安価なコピー商品のクロノグラフ代用モデルというイメージがあるためか、不人気となることもあるようですが、このロイヤルオークのデザインは二つ目であるということが作用して、それら不人気要素とは離れたデザインの印象です。
また、このモデルのようにムーンフェイズが付く場合、より高級感のある印象となり、とても魅力的な見た目となっています。
ですから、このロイヤルオークのデイデイトムーンフェイズは、2009年と比較して40万円近い値上がり状態。
ロイヤルオークはラインアップが多いということと、3針以外のモデルについての知名度が低いというハンディある中、このデイデイトムーンフェイズのようにマニアックな傾向が強いモデルが40万円近い値上がりというのは立派だといって良いでしょう。
オーデマピゲロイヤルオークデイデイトムーンフェイズ25594STの価格比較
時計名 | 状態 | 2009年冬頃の安値(タイムトンネル) | 期間 | 2017年7月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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オーデマピゲ ロイヤルオーク デイデイト ムーンフェイズ 25594ST |
中古 | ¥689,800 | 7 | ¥1,060,750 | 370,950 | 153.78% |