2021年から各モデルで上昇事例が目立っているカルティエですが、時が経つにつれ、値動きするモデルが増えていった経緯があります...
2025年11月5日更新
平均値(￥)
出来高(件)
なら、
言わずと知れた世界初の実用的腕時計「サントス」。ブラジルの飛行家アルベルト・サントス＝デュモンの依頼により開発されたパイロットウォッチが原型となっています。そのサントスの中でも人気の高い“サントス・ガルベ”のコンビ仕様で、こちらは希少な限定モデル。クラシックな意匠に加え、ガルベ特有の柔らかなケースカーブが美しい一本です。
【着用シーン】
コンビ素材とギョーシェ文字盤が華やかさを演出しつつ、サイズが小ぶりなためビジネスからカジュアルまで幅広く対応できる万能型モデルです。フォーマルシーンでも着用可能ですが、デザイン性が強めなため、場面によっては控えめにした方が良い場合もあります。
【機能】
三針＋デイトの自動巻きで、最もオーソドックスかつ扱いやすい仕様です。当時の30m防水のため雨天時の使用は避けたいところですが、2000年代頃の個体と思われ、年代の古いヴィンテージと比べると実用性は高めです。
【登場年/年式】
1998年/1990-2000年代
五大ジュエラーであるカルティエを代表する「サントス」と並ぶ二大シリーズのひとつが、このタンクです。名称の通り、第一次世界大戦で登場した戦車から着想を得ており、戦時下の1917年に初登場。直線と曲線を巧みに組み合わせたモードなデザインは、当時最先端のアールデコ様式を色濃く反映したものです。タンクの愛用者は“タンキスト”と呼ばれ、今なお世界中の人々を魅了し続ける歴史的名作です。
【着用シーン】
41mm×31mmとタンクの中でも比較的大ぶりなサイズ感で、近年トレンドの大きめ文字盤に寄り添う存在感のあるモデルです。文字盤中央には繊細な渦模様のギョーシェ装飾が施され、上品かつエレガントな印象を強調します。基本的にはフォーマル向けですが、主張が控えめで汎用性が高く、真夏以外であればカジュアルスタイルにも溶け込みます。
一方で、現在はヴィンテージ時計に傾倒していることもあり、若干大ぶりに感じるようになったため、同じレクタンギュラー型の名作であるジャガー・ルクルト「レベルソ」購入を機に手放すことにしました。
【機能】
自動巻き式。薄型ケースかつ日常生活防水のため、取り扱いには少し注意が必要です。巻き上げ後に動き出すまで若干のタイムラグがあるように感じられ、パワーリザーブはやや控えめな印象。Dバックル仕様のレザーベルトを採用しており、着脱のしやすさとフィット感の良さは大きなメリットです。
【登場年/年式】
2021年/2024年
【参考定価(2021.11)/購入時定価(2024.7)/現在定価(2024.10)】
495,000円/792,000円/同左
【ムーブメント】
Cal.1847MC