グランドセイコーにはかなり多くのラインナップが存在するため、知名度が高いモデルがあまり多くない印象がありますが、SBGA01...
2020年5月4日更新
平均値(￥)
出来高(件)
なら、
店舗購入でなくネット購入したが、何度か足を運んだことがある店でのネット購入なら良いが、やはり値段だけ見ての購入はあまり良くない。
ダイヤルをルーペで見るとほこりが入っている。どんなオーバーホールしたんだか。
同時代のカラトラバRef.1578との作りの差を見るための購入でもあったのだけど、価格差はいかんともしがたい。60年前だとしても作り込みの差を感じる。
とは言え、ここからグランドセイコーははじまるわけですし、まぁ、そういう事。
仕上げがとにかく美しい。
この上なくシンプルで飽きの来ないデザイン。
月差±15秒という精度の高さ。
【不満な点】
特にないが強いて挙げればROLEXなどのようにぱっと見で目立つような時計ではないこと。
【総合的に】
良くも悪くもパッと見普通の時計。
だからこそ飽きが来ず、人前で着けても嫌味がなくてとても渋い。
こういう時計が似合う大人な男になりたいと思わせてくれる。
1970年ごろ
ブランド：セイコー
品名：ベルマチック（ビジネスベル）
型番：4006-7010
ムーブメント：自動巻き Cal.4006A 27石
振動数：19,800振動/時
材質：ステンレススティール
文字盤色：ホワイト
ケースサイズ：38.0mm
防水性：非防水
全重量：104g
厚さ：13.0mm
付属品：なし
祖父からの頂き物
黒(ダークグレーメタリック)文字板にセイコースタイルのラグが印象的なベルマチック(ビジネスベル)です。当時シルバーの文字板が多い中、黒(ダークグレーメタリック)文字板は珍しいのではないでしょうか。名称通り、ベル(アラーム)が鳴ります。ケース番号からわかる通り、7010番の小改良型7012番になります。1967年にベルマチックは登場しましたが、この時計はケース番号・シリアル番号から中～後期に生産された物になります。このベルマチックに搭載されるムーブメントはCal.4006Aですが、石数は27です。他に21、17(海外向け)石がありますが、一番多石なので耐摩耗性に優れます。振動数は5.5振動/秒でロービートですが5振動より高振動化させ、時代を感じさせます。アラームの鳴るムーブメントで有名なのはA.Schield社の物で、色々な時計メーカーにも採用されていますが、その音より澄んだ音です。なので今でも根強い人気があります。このモデルは元々手巻機能はなく、竜頭での巻き上げはアラームのゼンマイ巻になります。竜頭を一段引き反時計まわりでアラーム目盛の調整ができます。2時位置のプッシャーは、アラームのオン・オフに使いますが、強く押し込むことにより日付早送りになります。曜日の早送り機能は元々ありません。竜頭を二段引いて時刻合わせができるようにして、零時付近を往復させることによって切り替えます。曜日は元々英語表記のみです。