2016年12月頃よりステンレスのデイトナが値上がりしましたが、値上がりしたのはエルプリ搭載の16520だけでなく、2000年に初の自社クロノグラフムーブメントとしてデビューした116520も同様です。
しかし、そのコンビ版である16523と116523の値動きはステンレスと比べるとだいぶ地味。
特に16523は数ヶ月前まで100万円以下でも購入可能だったため、コンビは安いという印象になるのは仕方がありません。
とはいえ、コンビの値動きは全くしないかというとそういうことはなく、この116523のようにじわじわと値動きしているということもあるのです。
特に116523は、コンビが安いというイメージやエルプリ搭載の16523がずっと値動きしなかった点から、いかにも値動きしていなさそうな存在。
けれども実際はきちんと値動きしているため、油断できない時計だと感じます。
116523のバーインデックス文字盤には
などがありますが、現在黒文字盤が安い傾向です。
16523時代との違いは、シャンパン文字盤の少なさで16523のように安いということはありません。
なお116523には、16523時代には無かったアラビア数字バージョンの文字盤も存在します。
アラビア数字文字盤は現在140万円以上という相場になっており、バーインデックスより高い傾向です。
アラビア数字文字盤は三つ目の色が反転されているバージョンがあるなど、5桁リファレンス時代にはなかったデザインが採用。そのため、より近代的な印象があり高値になっているのだと思います。
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