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60万円台の個体がいくつも出てきた、ヨットマスターロレジウム16622

ロレジウムは2017年12月以降、基本的に70万円を切る個体が無く、稀に69万円程度の個体が出ることがあっても単数かつ比較的早く売り切れるという傾向だったため、この3ヶ月程度の期間は70万円台という相場を維持していました。

しかし、それが今では60万円台の個体がいくつも存在しているため、値下がり傾向と判断可能な状況なのです。

以前の記事でもお伝えしたとおり、ロレジウムは腕時計相場全体に相関する値動きとなるケースがある印象ですが、2018年において値下がり傾向となっている時計は目立たない印象があります。

また、現行モデルである116622は相変わらず値上がり傾向で、プラチナ文字盤はここ数ヶ月で5万円程度高くなっている状況です。

よって、16622の現在の値動きは、不思議な様子だと感じます。

これは、一時的なものなのか、それとも継続するのか、今後の動きが興味深いといえるでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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