このダトグラフ、改めて眺めてみると、なんだかリッツのような高級ホテルの室内に入った時の、分厚いじゅうたんに足を踏み入れた瞬間のような、「あ、特別な空間に接した」という気分にしてくれるから不思議です。
そういう意味では、パテックの5070以上に「プレミアム」の演出が強いので、所有満足感も高そうです。
また、この手の時計に共通することですが、生産量が少ないということ。
生産量が少ない割には、ランゲやパテックのクロノグラフは人気があるため、需要がある。
そのため、売買契約が成立しやすく高値になりやすい傾向なのだと思います。
よって、このダトグラフ、今現在500万円というプライスはすごく高い時計だと思いますし、買うのに腰が引けます。
しかし、3年後に800万円になっていたとしたら、「あー買っておけば良かった」と思うのは間違いないでしょう。
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