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2018年9月16日更新

エバーローズゴールドの様子、ロレックスデイトナ116505

この116505にはいくつかの文字盤ラインナップがありますが、過去価格はいずれも「ピンクのインダイヤル仕様の黒文字盤」です。

現在、116505のボトム価格はこの黒文字盤となっているのですが、時期によっては他の文字盤色がボトム価格ということもあり、2017年12月などはピンク文字盤(インダイヤルが黒)がそれに位置していました。

その際、ピンク文字盤の値動きは、2014年11月と比較して約42万円の上昇となっていました。

デイトナは、ステンレスの値動きが激しいという印象がある一方、WGのように値動きのインパクトが弱いモデルも存在します。

そして、2000年代以降はWG、RG、プラチナなどラインナップが増えたため、各モデルによって値動きが違う傾向があり、全体像を把握しづらいという印象もあるかと思います。

そのため、ローズゴールドという存在については、なんとなく高そうだという印象はあっても、過去と比較してどのような値動きになっているかは、あまり感覚が無いかもしれません。

けれどもローズゴールドは、ここ数年の様子を観ると、しっかりとした値動きとなっており、なかなか優秀なモデルだといえます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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