エクスプローラ2はスポロレの中で珍しい白文字盤を搭載し、さらにGMT機能も搭載。そのわりには価格がそんなにパッとしなく、2011年に現行モデルの216570が登場し、生産中止となった後もそんなに驚くほどの価格上昇は起きていません。というよりも、他のスポロレの価格上昇と比例した価格上昇なため、生産中止効果による価格上昇は無いといっても良いかもしれません。
近年ケースが巨大化する傾向にあり、逆に巨大化する以前のモデルを好むという傾向があったりします。霜降り肉より良質赤身肉が有難がられるのと同じで、しつこいモノは飽きるのです。ですから、サイズが42mmと巨大化した新型216570よりもサイズの小さい16570が「調度良い」サイズだったと希少価値が高まるかと思ったら、16570でも40mmだったのです。要するにスポロレのデカモデルとしての役割を与えられているエクスプローラ2。新型が42mmというのは意味で正しかったのですね。
最近、希少性のためか白文字盤が高くなっている傾向があるように思えます。確かに白文字盤は黒文字盤より流通量が少なそうですし、スポロレにラインナップされている白文字盤はコレとデイトナ(とミルガウス)ぐらいしかありません。かつて安値だった白文字盤のほうが、現在黒文字盤より高いというのは納得します。しかし、白文字盤のエクスプローラ2は若々しくカジュアルなイメージが有るため、付ける人のファッションや状況を選びます。よって複数本時計を持っている人のお遊び時計(サブ時計)としてなら良いでしょう。
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